Tunaclo RDの機能に関するご質問
サーバー接続画面についてのご質問
複数のサーバーに同時に接続できるか
ブラウザーの複数タブで RD ポータルに接続していただければ複数のサーバーに同時に接続可能です。
ただし、単一の端末からログインするときに使用するTunaclo RDのプロジェクトおよびユーザーIDは1つにしてください。
また、複数のサーバーに同時に接続する場合、ライセンス上の同時接続数をセションの数の分だけ使用することにご注意ください。
サーバー接続時に、通常のリモートデスクトップとの違い・制限はあるか
キーボードのショートカットキーの一部は、RD ポータルの画面上のボタンで入力する必要があるか、入力の組み合わせが異なる場合があります。
詳細は
サーバー接続後の画面
を参照してください。
また、マルチディスプレイ、および接続元端末のUSBデバイス(USBメモリーやマイク等)は認識されません。
サーバー接続時にブラウザーを×ボタンなどで閉じた場合、どのように動作するか
ブラウザーを×ボタンで閉じた場合など、RDP・SSH接続の応答がなくなった場合は、10秒経過後にセションを切断します。
ただし、アクセスログでセションの終了を確認される場合は、しばらく時間を置いてご確認ください。(切断からアクセスログが記録されるまで、最大で5分程度のタイムラグがあります)
SSHでLinuxに接続した場合に日本語入力ができるか
SSH/video-vasedで接続した場合は、日本語入力に対応していません。コピー&ペースト等で入力することは可能です。 SSH/test-basedで接続した場合は、日本語入力が可能です。
アクセスポリシー(アクセス許可設定)についてのご質問
アクセスポリシーを同一サーバーグループ・ユーザーグループに対して複数設定できるか、設定するとどうなるか
アクセスポリシーは、同一のサーバーグループ・ユーザーグループに対して重複して設定でき、重複した場合はすべての設定が有効になります。
例えば、特定の期間で設定したアクセスポリシーに対して、期間を延長したい場合、同じサーバーグループ・ユーザーグループの組み合わせでアクセスポリシーを作成すれば、期間を延長して利用することができます。期間が重複していても問題ありません。
ただし、アクセスポリシーの設定の属性として操作録画とクリップボード機能の許可がありますが、重複した設定のうちで1つでもこれらの属性が有効になっていれば、許可期間・時間とは関係なく、その属性が有効になることにご注意ください。
例えば、同じユーザーグループとサーバーグループに対し、操作録画性の有効/無効を期間によって切り替えたい場合は、同じユーザーグループ・サーバーグループの組み合わせで複数アクセスポリシーを設定しても、すべての期間で操作録画が有効になります。
このような場合、ユーザーグループを期間ごとに作成し、同じユーザーグループとサーバーグループの組み合わせのアクセスポリシーを複数作成しないように設定してください。
認証についてのご質問
接続先サーバーの認証情報はどのように管理されるか
RD ポータルでのサーバー登録時に、IDとパスワードを記憶するか、毎回手動で入力するかを選択できます。
IDとパスワードを記憶する場合は、RD ポータル上に保存され、接続時に内部的に認証します。
接続先サーバーのネットワークレベル認証(NLA)に対応しているか
対応しています。
接続先サーバーのキーボードインタラクティブ認証に対応しているか
通信プロトコルとして ssh/text-based
を利用することで、認証方法としてキーボードインタラクティブ認証を選択できます。
詳細は
新規サーバーの登録
を参照してください。
操作録画についてのご質問
録画データを残しておける上限はあるか?
上限は設けていません。ライセンスによって保存できる容量は決まっておりますので、不足する場合はライセンスの追加購入をお願いします。
現在使用している容量については、
録画データの確認
を参照してください。
動画ファイルの生成と、録画データの直接再生はどう使い分けるとよいか?
録画データを再生するには以下の2つの方法があります。
- ポータルで録画データから動画ファイル(mp4)を生成し、ダウンロードしてから再生する
- ポータルにアクセスしているブラウザ上で直接再生する
それぞれ次の特徴がありますので、用途に応じて使い分けてください。
動画ファイル(mp4)を生成する場合:
- 機能概要
- ポータル上で録画データを動画ファイル(mp4)に変換して、お使いの PC にダウンロードしてから再生する
- 用途
- 動画ファイルをお客様環境に保存したい
- 動画ファイルの全体を再生したい
- 動画ファイルをシーク(再生位置の変更)しながら再生したい
- 注意
- ポータル側で動画ファイルの変換を行いますが、ポータル側の負荷や録画データのサイズによっては変換に数10分から数時間程度の時間がかかります
ブラウザ上で直接再生する場合:
- 機能概要
- 録画データをお使いのブラウザ上で直接再生する
- 再生した範囲のみを webm というファイル形式で保存可能
- 用途
- 動画の一部だけをさっと見たい
- 動画全体をファイルに保存する必要はない
- 注意
- ブラウザに録画データを読み込んで再生するため、ご利用の PC の CPU/メモリを消費します(使用量は録画データファイルのサイズによります)
- 再生中の動画には、サーバー接続した際の時刻が表示されません
- 動画ファイル(webm)は生成できますが、再生した範囲のみになります
- シーク(再生位置の変更)は出来ますが、指定された位置まで早送りで再生するという動作になるため時間がかかります
設定情報の引継ぎについてのご質問
動作中の RD エージェントの設定内容を、新規作成した RD エージェントに引き継ぐことはできるか
動作中の RD エージェントの設定内容を直接引き継がせることはできません。
しかし、動作中の RD エージェントに設定されているプロジェクト情報やID、Key、
ネットワーク設定などの引き継ぎに必要な情報を 出力させることが可能です。
詳細については、
RDエージェントの設定情報をファイルに出力する
を参照してください。
アクセスログについてのご質問
月別データの表示にて、サーバーグループ毎、ユーザーグループ毎、エージェント毎の統計表示が実態と異なっているように見える
サーバーグループ、ユーザーグループ、サーバーのエージェント設定を変更した場合、そういった表示が発生する可能性があります
個々のアクセスログは、あるユーザーのあるサーバーへの接続毎の時系列のログとなりますが、一方Time Per Usergroup, Time Per Servergroup, Time Per Agentは、現在のユーザーグループ、サーバーグループ、サーバーのエージェント設定に従った各アクセスログの集計結果をグラフ表示する仕様となります
従って、ログ取得の後にユーザーグループ、サーバーグループ、サーバーのエージェント設定の変更を行うと、Time Per Usergroup, Time Per Servergroup, Time Per Agentで表示される各月の集計結果は、実際にそのログが発生した過去の実態とは異なる集計結果として表示されます
【例】
- ユーザーグループWhiteのユーザーAが先月ずっとサーバーグループBLUEのサーバーXにアクセスしていたとします
- この場合、ユーザーAのアクセスログはTime Per UsergroupではユーザーグループWhite、Time Per ServergroupではサーバーグループBLUEに集計されて表示されます
- ここでユーザーAがユーザーグループWhiteを抜けてBlackに移動すると、例え先月の統計であってもユーザーAのアクセスログはTime Per UsergroupではユーザーグループBlackに集計されて表示されるようになります
- さらにサーバーXをサーバーグループBLUEから外してサーバーグループREDに登録変更すると、例え先月の統計であってもユーザーAのアクセスログはTime Per ServergroupではサーバーグループREDに集計されて表示されるようになります