動作環境・ネットワークに関するご質問
RD エージェントに関するご質問
エージェントを配置するVMホストがないが、PC にインストール可能か
インストール形式の RD エージェントは提供しておりませんが、PC であれば Hyper-V または VirtualBox を導入していただき、そこに RD エージェントをインポートしてご利用いただくことは可能です。
RD エージェントの導入はエンドユーザー側で実施できるか、導入支援サービスはないか
エンドユーザーでも実施いただけるように簡略化を進めております。詳細は 導入ガイド を参照してください。 導入支援サービスについては、営業担当または サポート までお問い合わせください。
RD エージェントのサポートプラットフォームに関して
サポートプラットフォームについてご要望がありましたら、
サポート
までお問い合わせください。
- VMware vSphere については、RD エージェントの OS バージョン:V2 以降では、従来 ISM Service RA でサポートしていた v6.5 および v6.7 上で動作しません。
- Oracle Cloud Infrastructure (OCI) については、過去に動作実績はありますが、現バージョンでの動作確認は行っていません。
RD エージェントのバージョンはどこまでサポートされるか
RD エージェントは、最新バージョンの1つ前まで(例えば、V1.6 のリリース後は V1.5 まで)をサポートします。
誠にお手数ですが、バージョンアップ後はできるだけ早期に RD エージェントのアップデートをお願いします。手順については、
エージェントアップデート
を参照してください。
また、OS バージョン:V1 のエージェントは、2024 年 6 月末にサポート終了します。OS バージョン:V1 のエージェントは、RD ポータルからアップデートすることはできず、新たなイメージを使用して構築いただく必要があります。 詳細は、OSバージョン V2 のイメージ提供を参照してください。
接続元端末 (クライアント) に関するご質問
動作環境に記載されていない OS で接続したい
開発元では動作環境に記載した OS とブラウザー (Chrome, Edge) で検証していますが、トライアルで動作をご確認いただき、お客様判断でご利用いただくことに問題はありません。
接続先サーバーに関するご質問
接続先サーバーの OS 等に条件はあるか
ISM Service RA では、RDP/SSH 接続が可能で、OS 提供元でサポートが継続中であれば、特に接続先の OS を限定していません。
サポート切れの OS についても、トライアルで動作をご確認いただき、お客様判断でご利用いただくことに問題はありません。
ただし、古い Windows では、RDP のバージョンも同様に古い場合があり、操作のレスポンスが悪化したり不具合が発生する可能性がありますので、ご注意ください。
接続先サーバーへの SSH 接続でサポートする暗号方式は何か
V1.6.0 時点では、以下の暗号方式をサポートしています。
RD エージェントの OS バージョン V1 / V2 ともに同じサポート範囲です。
ssh/text-based で接続する場合
aes128-gcm@openssh.comchacha20-poly1305@openssh.comaes128-ctraes192-ctraes256-ctr
ssh/video-based で接続する場合
aes256-ctraes192-ctraes128-ctraes256-cbcrijndael-cbc@lysator.liu.seaes192-cbcaes128-cbcblowfish-cbcarcfour128arcfourcast128-cbc3des-cbc
接続先サーバーを経由して他のサーバーにアクセスすることは可能か
可能ですが、接続先からさらに他サーバーにリモートデスクトップ等で接続するとレスポンスが低下する可能性がありますので、ご了承ください。
また、接続先サーバーが Windows の場合、3 セッション以上同時に接続する場合は Windows の RDS-CAL (リモートデスクトップサービスでのクライアントアクセスライセンス) の購入が必要です。詳細は Microsoft 社にお問い合わせください。
ネットワークに関するご質問
RD エージェント導入にあたってのネットワーク条件は何か
お客様環境内では、接続先サーバーに対して RDP または SSH で通信ができる必要があります。 インターネット接続に関しては、外向きの HTTPS 接続ができれば問題ありません。詳細は、 ISM Service RA の通信先 を参照してください。
RD エージェントはどのような考え方で設置すべきか
RD エージェントは、接続先サーバーに対して RDP または SSH で接続できる箇所に設置いただく必要があります。
そのため、通信できる範囲が分かれている場合は、その範囲ごとに設置いただく必要があります。(複数拠点のサーバーに接続する場合など。接続先サーバーのサブネットが複数に分かれている場合は、複数ネットワークの構成例の Tips を参考にしてください。)
なお、ISM Service RA では、接続先サーバーを登録する場合に、どの RD エージェントを経由して通信するかを指定する必要があるため、RD エージェントを複数登録する際には、対象のサーバーから通信可能な RD エージェントを選択するようにご注意ください。
同一拠点/サブネット内で多数のサーバーを接続して RD エージェントの増設が必要になる場合は、エージェントを冗長化することを推奨します。冗長化については、
RD エージェントの冗長化
を参照してください。
確保すべきネットワーク帯域の目安はあるか
サーバー接続後の利用内容 (解像度や画面更新頻度) に依存しますが、1 接続あたりおよそ 300kbps でお見積りください。