動作環境


仮想アプライアンス

リソース 要件
仮想 CPU *1 2CPU 以上
メモリー *1 4.0GB 以上
仮想ディスク (システム領域) *1 30GB 以上
サーバー仮想化ソフトウェア VMware vSphere VMware vSphere(R) 8.0 以降
Hyper-V Microsoft Windows Server 2025, 2022
Microsoft Windows 11
Oracle VM VirtualBox*2 VirtualBox 7.0.8 以降
IaaS *3 FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O
東日本リージョン 3
Amazon EC2
Microsoft Azure Virtual Machines
FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-V
ネットワークアダプター VMware vSphere VMXNET3, e1000
Hyper-V (任意)
Oracle VM VirtualBox (任意)
FUJITSU Hybrid ITService FJcloud-O (任意)
Amazon EC2 (任意)
Microsoft Azure Virtual Machines (任意)
FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-V (任意)

*1 … RD エージェントを構成する仮想マシンのスペックと台数は、 RD エージェント構成の設計 を参照し、お客様環境の拠点数・同時接続数に応じて設計をお願いします。
*2 … 開発元では VirtualBoxの 動作を Microsoft Windows 10 上で確認済みです。
*3 … CPU クレジットの概念のある IaaS の仮想マシン(AWS の T 系インスタンス、Azure の B シリーズなど) を RD エージェントに使用することは推奨しません。 長時間運用した場合、操作レスポンスが悪化する可能性があります。


利用するポート番号

RD エージェントが接続するポート:

通信元 通信先 プロトコル種別 ポート番号 用途
RD エージェント ISM Service RA TCP 443 ISM Service RAとの連携
(※ なお、プロキシサーバー利用時は、443 ポートの代わりにプロキシサーバーのポート番号にアクセスします)(プロキシサーバー設定情報)
DNS サーバー TCP/UDP 53 DNS サーバーへの名前解決問合せ (RD エージェントが名前解決に DNS サーバーを使用する場合)
NFS サーバー TCP/UDP 2049 NFS サーバーへのファイル共有接続 (ファイル共有機能において共有フォルダ (NFS) をマウントする場合) *1
接続先サーバー TCP 3389 接続先サーバーへのリモートデスクトップ (RDP) 接続 *1
  • デフォルトは 3389 で変更可能
  • TCP 22 接続先サーバーへの SSH 接続 *1
  • デフォルトは 22 で変更可能
  • TCP 5900 接続先サーバーへの VNC 接続 *1
  • デフォルトは 5900 で変更可能
  • *1 … それぞれ、NFS でのファイル共有、および、RDP/SSH/VNC によるサーバー接続ご利用になる場合のみ、指定されたポートへ接続します(ポート番号をデフォルトから変更している場合はその変更したポートへ接続します)

    RD エージェントが接続を待ち受けるポート:

    通信元 通信先 プロトコル種別 ポート番号 用途
    操作端末/接続先サーバー RD エージェント TCP 22 お客さまの操作端末からの SSH 接続
    クラウド環境上に RD エージェントを配備した際などが該当
    TCP 2022 接続先サーバーからファイル共有機能への SFTP 接続
  • ファイル共有機能を有効にしている場合のみ使用
  • デフォルトは 2022 で変更可能
  • TCP 20081 接続先サーバーからファイル共有機能の SFTP Web クライアントにブラウザで接続
  • ファイル共有機能を有効にしている場合のみ使用
  • デフォルトは 20081 で変更可能
  • 利用するポート番号 (FJcloud-V での追加設定)

    FJcloud-V にてプライベート LAN 内に RD エージェントを設置する場合に、FJcloud-V ルーターのファイアウォールに追加で設定許可必要なポート番号。

    通信元 通信先 プロトコル種別 ポート番号 用途
    RD エージェント FJcloud-V ルーター UDP 67 RD エージェントから DHCP サーバーへのアドレス要求
    FJcloud-V ルーター RD エージェント UDP 68 DHCP サーバーからの応答
    注意:
    RD エージェントは、上記の通り、設定・メンテナンス用ポート (22)と、ファイル共有機能を使用する場合は任意のポート (デフォルトは 2022 と 20081) を開放しています。
    お客様のセキュリティポリシーに応じて、必要な場合はクラウドプラットフォームやハイパーバイザーの設定等で制限してください。



    RD ポータルを参照する端末および接続先サーバーの動作環境については、運用ガイドの動作環境を参照してください。