VMware 環境の場合


VMware vSphere 環境へのデプロイ

本ガイドでは、VMware vSphere 環境を構成するVMware ESXiホストに対し、Webブラウザーで直接接続して管理する「VMware Host Client」 を用いた手順を説明します。

ポイント:

  • VMware Host Clientを使用する場合は、バージョン1.8.0以降を使用する必要があります。
  • 古いバージョンでは1GB以上のOVAファイルをサポートしません。
  1. VMware用の仮想マシンイメージをお客さまのローカル環境にダウンロードし、任意のフォルダーに配置します。

  2. VMware Host Clientにアクセスし、ログインします。

  3. 仮想マシン作成画面を表示し、仮想マシンを作成します。
    インベントリ内で [ホスト] を右クリックし、 [仮想マシンの作成/登録] を選択します。 各項目の入力例を以下に示します。

    項目 設定内容 説明
    作成タイプの選択 [OVFファイルまたはOVAファイルから仮想マシンをデプロイ] を選択
    OVFファイルとVMDKファイルの選択 仮想マシンの名前 (任意)
    ファイルの選択 手順1で配置したイメージを選択します
    ストレージの選択 (任意) お客さま環境に用意しているストレージを選択します。
    デプロイのオプション ネットワークのマッピング (任意) インターネットと通信可能なネットワークを指定します。
    ディスクプロビジョニング [シン]を選択 プロビジョニングの形式は、"シン" を選択してください。
    自動的にパワーオン (任意) 手順5では仮想マシンがパワーオフ状態である必要があるため、チェックを外しておくことを推奨します。
  4. 仮想マシンのデプロイ完了まで待ちます。
    本製品のデプロイ進行状況は、[最近のタスク] から確認できます。

  5. 作成した仮想マシンの仮想CPUおよびメモリサイズを変更します。
    仮想マシンが起動していた場合、パワーオフ状態にします。
    作成した仮想マシンを右クリックして表示されるメニューから [設定の編集] をクリックし、設定画面を開きます。
    設定画面上で、各項目を以下のように修正し、[保存] ボタンをクリックします。

    項目 設定内容 説明
    CPU 2 CPUの数として2個以上を推奨します。
    メモリ 4GB RAMとして4.0GB以上を推奨します。
  6. 仮想アプライアンスを起動します。

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