FJcloud-Vの場合


Fujitsu Hybrid IT Service FJcloud-V へのインストール

FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-V(以降、FJcloud-V)環境に本製品の仮想マシンをインストールする手順は以下のとおりです。

  1. FJCloud-V 用の仮想マシンイメージ(ZIP ファイル)を RD ポータルからダウンロードし、お客さまのローカル環境で任意のフォルダーに展開します。 展開したフォルダーには、VMDK ファイル(拡張子が vmdk のもの)と OVF ファイル(拡張子が ovf のもの)の 2 つのファイルが格納されています。

    以降は FJcloud-V のコントロールパネルで操作します。

  2. お客さまの FJcloud-V 環境内で、以下を準備します。
    環境に合わせて以下を準備してください。

    • プライベート LAN
    • ルーター
    • ファイアウォール(RD エージェント用)
    • ファイアウォール(ルーター用)
    • DHCP コンフィグ
    • DHCP オプション
    • NAT テーブル
ポイント:
ファイアウォールの設定は、利用するポート番号 を参照してください。
ルーター、DHCP コンフィグ、DHCP オプション、NAT テーブルの設定内容は、プライベートネットワークへのエージェントの配備 を参照してください。
  1. 仮想マシンイメージをインポートし、仮想マシンを作成します。
    コントロールパネル上で [リソース] - [コンピューティング] - [サーバー] と移動し、サーバー一覧画面に移動します。 画面上部の [VM インポート] ボタンをクリックし、以下に示す操作を実施します。

    • OVF アップロード
      [参照] ボタンをクリックして、FJcloud-V 用仮想マシンイメージの OVF ファイルを指定します。

    • サーバータイプ選択
      任意のゾーンを選択したあと、タイプを選択します。 「 仮想アプライアンス 」の要件を満たすようにタイプを選択してください。 例えば、CPU 数 3 個、メモリサイズ 10GB の要件を満たすタイプは、「e-large16(CPU: 4、MEM: 16GB)」です。

    • サーバー設定

      • プライベート LAN 内部に RD エージェントを設置する場合(最終的にグローバル LAN には直接接続しない)(推奨設定)

        項目 設定内容
        サーバー名 (任意)
        料金プラン (任意)
        ファイアウォール 手順1で準備したファイアウォール
        グローバルIPアドレス (任意)(グローバルLAN接続は、仮想マシン作成後、削除する)
        プライベートIPアドレス 手順2で準備した「プライベートLAN」を選択し、IPアドレスは自動割り当てとする
      • グローバル LAN に RD エージェントを直接接続する場合

        項目 設定内容
        サーバー名 (任意)
        料金プラン (任意)
        ファイアウォール 手順1で準備したファイアウォール
        グローバルIPアドレス 自動割り当て
        プライベートIPアドレス 「共通プライベート」の場合は自動割り当て
        手順2で準備した「プライベートLAN」の場合は任意
    • 確認
      設定内容を確認し、 [インポート] ボタンをクリックします。

    • VMDK ファイルアップロード
      vmdk ファイルの [参照] ボタンをクリックして、FJcloud-V 用仮想マシンイメージの VMDK ファイルを指定します。

  2. 仮想アプライアンスを起動します。

ポイント:
プライベート LAN 内部に RD エージェントを設置する場合、DHCP アドレス割り振りと外部インターネットへの接続のため、ルーターのデプロイと設定が必要となります。
詳細はプライベートネットワークへのエージェントの配備 を参照してください。
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