概要
Infrastructure Manager Service Remote Access とは
Infrastructure Manager Service Remote Access (以降 ISM Service RA と表記) は、ブラウザーだけでお客様環境のサーバーや PC にリモートデスクトップ (RDP)、SSH および VNC で接続できるサービスです。
外向きにインターネット接続可能であれば、ネットワーク設定を変更せずにセキュアーに接続可能です。(ファイアウォールのポート開放は不要です。)
お客様環境で仮想アプライアンス (VM) を動作させるだけで簡単に導入可能です。
お客様環境のサーバーへの接続、および設定変更はブラウザーで RD ポータルにアクセスして行います。
ISM Service RA は特権 ID 管理製品クラスのセキュリティ機能を搭載しています。(RD ポータルログイン時の多要素認証・IP 制限、アクセス可能な PC/サーバーの制御、ワークフロー形式でのアクセス申請/承認、アクセス日時をログに記録する、サーバー上での操作内容を動画で録画する など)
また、SFTP による簡易なファイル共有やクリップボードのテキスト転送など、お客様業務をアシストする機能もご利用いただけます。
利用手順
ISM Service RA をすぐ使い始めるための手順を説明します。
ISM Service RA では、ユーザーロール (役割) を大きく管理者と利用者に分けており、管理者アカウントで初期設定を実施し、
アクセス範囲を制御された利用者アカウントで作業を行うという流れでご利用いただくことを想定しています。その大まかな流れを以下に示します。
それぞれの手順については、初期設定、操作、設定変更・保守 の章を左ペインから参照してください。