導入前の設計・準備

Web アクセスエージェントの導入にあたり、事前に必要となる設計・準備事項について説明します。

Web アクセスエージェントをインストールするサーバーの準備

Web アクセスエージェントは、お客様の用意したサーバーにインストールして構築します。
あらかじめ、お客様環境に Web アクセスエージェントをインストールするサーバーを用意してください。
動作環境は 動作環境 を参照してください。
なお、サーバー接続用エージェントに Web アクセスエージェントをインストールすることはできません。

ネットワーク構成の設計

Web アクセスエージェントをインストールするサーバーは、下記条件を満たすネットワークに配置してください。

• Web アクセスエージェントがインターネットと通信可能な状態にしてください。お客様環境で通信先を制限している場合、TunacloRDの通信先 を参照して通信を許可してください。
• Web アクセスエージェントが、リモートアクセスしたい Web アプリに対して通信可能な状態にしてください。
• ネットワーク帯域は、接続先のWebアプリ依存にするため、あらかじめ利用予定のWebアプリのドキュメント等をご確認ください。

Web アクセスエージェント構成の設計

Web アクセスエージェントは、お客様環境のサーバーにインストールすることで構築しますが、以下の要素を考慮してサーバーのスペックと台数を決定する必要があります。

• 拠点数
  • ここでは、接続先 Web アプリに通信が可能な範囲・領域を仮に拠点と呼び、その数のことを指します
• 同時接続数
  • 同時に接続画面を開くセション数のことを指します。詳細は FAQ を参照してください。

Web アクセスエージェントから接続先 Web アプリに通信が可能な状態にする必要がありますので、 接続先 Web アプリが複数の拠点に存在する場合、その拠点ごとに Web アクセスエージェントを構築してください。

また、1台の Web アクセスエージェントで対応できる同時接続数と帯域の目安について、開発元では以下の条件で動作を確認しております。必要なスペック・台数を満たしたサーバーを用いた Web アクセスエージェントを構築してください。