トラブル時の資料採取


調査資料採取の手順

本章では、Tunaclo RD の Web アクセスエージェントの調査資料を採取する手順を説明します。
Tunaclo RD 利用中に生じたトラブルを サポート に連絡する際は、本章を参考に資料採取をご協力ください。

  1. Web アクセスエージェントをインストールしたサーバーにログインする

  2. ログの取得
    以下のコマンドを実行してログファイルを取得します。
    tunaclo-backagent.log というファイルが生成されます。

    # journalctl -u tunaclo-backagent > tunaclo-backagent.log
    
  3. 調査に必要な情報の取得
    以下のコマンドを実行した結果を取得します。

    • OS バージョン情報
    # uname -a
    
    • ネットワーク情報
    # ip a
    
    • サービス情報
    # systemctl status tunaclo-backagent
    
    • ネットワーク疎通情報(RD ポータル)
    # curl -I "https://portal.rd.tunaclo.jp.fujitsu.com/"
    
    • ネットワーク疎通情報(Tunaclo RD データプレーン コントローラ)
    # curl -I "https://api.kuroshio.tunaclo.net/"
    
    • ネットワーク疎通情報(Tunaclo RD データプレーン)
    # ROUTER1=$(grep RouterURL tunaclo-backagent.log | grep pro1 | head -n 1 | awk '{print substr($0,index($0,"pro1"))}'| sed -e s/:443.*//) 
    # ROUTER2=$(grep RouterURL tunaclo-backagent.log | grep pro2 | head -n 1 | awk '{print substr($0,index($0,"pro2"))}'| sed -e s/:443.*//)
    # curl -I https://${ROUTER1} --http2-prior-knowledge
    # curl -I https://${ROUTER2} --http2-prior-knowledge
    
    • ネットワーク疎通情報(お客様環境)
    # curl -I "お客様 Web アプリの URL"
    
  4. 上記の手順で取得したログファイル、および調査コマンドの実行結果をサポートに送付します。
    送付方法は、サポート担当者から説明します。